ドラマ別「京都府警」まとめ

京都サスペンスとは切っても切り離せない京都府警。作品によって場所も建物も違う、別の世界線(?)パラレルワールド(?)の「京都府警」をまとめてみました。

1. 本物の京都府警察本部庁舎

京都サスペンスの要

アーチ型玄関のある建物と、掲げられた「京都府警察本部」と「京都府公安委員会」の看板は、まさしく京都サスペンスの牙城にして象徴!!!

山村美紗作品を始めとした数多くのドラマに使われ、ファンにとって非常に馴染みのある「ここ」こそが、上京区にある本物の京都府警察本部庁舎の、西側(府庁側)出入り口なのです。

本物(新町通側)

反対側、新町通に面した東口は、上の写真でわかるように、後で庇部分を増築したようで風情はイマイチ。門衛のおまわりさんに尋ねたら、やはり本来の正門は例の看板のある府庁側なんだそうです。そのせいかドラマでこっち側を見た記憶がほとんど無いのですが、2019年4月放映の「未解決の女」スペシャルでは、バッチリ京都府警本部として映し出されて感動しました。

新町通側の京都府警本部本館東口 
ここは何が何でも残して欲しい

1929年(昭和4年)に建てられた近代建築遺産で、耐震性等の問題もあり、南隣の下長者町通側に新庁舎を建設中。旧庁舎となるここは、京都に移転してくる文化庁が使用予定とのことで、この先まだまだドラマで見ることはできると思われます。(看板も絶対にこのまま残して欲しい!)

定礎脇の出っ張りに「85-3」が貼られていた

「853~刑事・加茂伸之介」における京都府警も、この入り口と京都府庁旧本館が使われておりますが、府警所在地の「京都市上京区下立売通釜座東入(しもたちうりどおり かまんざ ひがしいる)藪ノ内町85-3」を示す「853」住居番号板は実際には貼られておりません。

藤田まこと亡き後、橋爪功が音川音次郎を演じた「新京都殺人案内」では、玄関アーチの張り出し部分は間違いなく本物なのに、 後ろの建物部分は、こちらもロケ地のメッカ、龍谷大学大宮学舎の北黌(こう)という驚異の合体技!!!

龍谷大学大宮学舎北黌
大胆な犯行(画像加工)

「ホンボシ」の画像加工(ローム記念館参照)に並ぶ、大胆な犯行だったことは記憶に新しいです。

    

京都府警察本部のはす向かいには京都法務合同庁舎があり、こちらは「赤かぶ検事奮戦記京都転勤編」で見ることができます。

2. 京都府庁旧本館

「京都のテミス女裁判官」では京都地裁に

本物の京都府警察本部のお隣にある京都府庁旧本館。こちらも数え切れないほど多くの作品で、京都府警として登場しています。

  
バイオハザード(ゲーム)の洋館ちっくで大好き
  

「刑事ゼロ」の京都府警察本部もここで、初回スペシャルでは正面入口と階段と廊下、更にお隣の京都府庁府議会棟屋上が確認できました。シリーズ最新作スペシャル「赤かぶ検事奮戦記7」でも、正面入口、階段、中庭に面したベンチ等建物の各所が使われています。

昔の小学校の渡り廊下みたいな、レトロな木造瓦葺の駐車場側出入り口は、ちょっとした立ち話のシーンに活用されています。

レトロな駐車場側出入り口

3. 京都市役所本庁舎

  
現在工事中

「スペシャリスト」の京都府警は、中京区にある京都市役所。こちらも歴史ある凝った意匠の建物ですが、この本庁舎は外観を保存、耐震補強工事を施されて、近々基礎免震ビルに生まれ変わる予定です。

内部は撮影に使われていないみたい
  

4. 滋賀県庁舎本館

  

「遺留捜査」の京都府警は、大津市にある滋賀県庁舎本館。県を代表する近代建築で、堂々とした外観とともに、シンプルで美しいステンドグラスのある中央大階段付近が、撮影の定位置です。

 
 

上川隆也が主人公の「佐方貞人シリーズ・最後の証人」では、地方裁判所になっています。

 

5. 積水化学工業株式会社京都研究所

  

「科捜研の女」でおなじみ過ぎる京都府警本部こと、南区にある積水化学工業京都研究所。直線的なビル建築と独特な床の模様が目を引きます。

国道1号線沿い

「京都地検の女」では京都地方検察庁になっており、マリコさんと土門さんが反省会をしている件(くだん)の屋上では、タバコ休憩らしい池内さん(益岡徹)たちが見られました。

 

6. 京都大学ローム記念館

  

西京区の京都大学桂キャンパスにあるローム記念館が、「ホンボシ~心理特捜事件簿~」における京都府警本部。

かつてない非常にスマートで近代的な京都府警でしたが、驚くべきことに外観が、府警と記された銘板を描き足すレベルじゃない画像加工をされており、 現物を見に行って初めて「2段足してある!」ことに気が付きました。

  
大胆な犯行(画像加工)

階段と緩やかにカーブするフロアが美しい建物内部も、「ホンボシ」でおなじみです。

船越英一郎と高嶋政宏が良く睨み合ってた

7. 京都府立総合資料館(閉館)

閉館しました
お役所感満点

「京都地検の女」に出てきた府警本部は、北山の京都府立総合資料館。近くに新築移転して「京都府立京都学・歴彩館」として生まれ変わり、こちらは現在は閉館中。見覚えのある外観は、閉ざされた門の外から見ることができました。

玄関に交通安全の大ダルマが置かれたり

「その男、副署長」の河原町警察署でもあり、玄関先で船越英一郎(オタク)が「ラムのラブソング」を歌いながら、ゴキゲンで水撒きをしているシーンが印象に残っています。

このまま北大路通を北大路橋方面に行くと「おみやさん」の鴨川東署がある

8. 京都土木事務所

あの凹みに「鴨川東署」の銘板が!
  

「おみやさん」の鴨川東署の外観として使われているのは、北山大橋東詰にある京都府建設交通部京都土木事務所。北大路橋から北山大橋までの鴨川左岸(東側)堤防上にある散策路で、ロケに良く使われる「半木(なからぎ)の道」はすぐ近くです。

  
半木の道

9. マルハン本社

パチンコのマルハン本社

初期の頃の「おみやさん」では、鴨川東署として出町橋西詰のマルハン本社ビルの外観が使われました。「狩矢父娘シリーズ」の夏目くん(原田龍二)が文化部記者として所属する、京日新聞京都支局でもあります。

鴨川デルタのすぐそば

「おみやさん」2016年スペシャルでは、京都府庁旧本館が京都府警察本部になっています。

11. 東映太秦映画村 映画文化館

お侍さんが出入りしていた

東映太秦映画村の映画文化館の玄関は、「京都迷宮案内」を始めとする多くの作品で京都府警になっています。「映画の女神像」のある「映画の泉」付近も良く見るロケ地で、「ホンボシ」では殺人事件が起こっています。

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