シーズン5-8
13. 京都府立医大正門
洛北医大(京都造形芸大)と違ってホンモノの医大
前回のバス停から眺めた先として映し出されたのが、上京区の河原町通沿いにある京都府立医科大学の正門です。何しろ本物なので、学内はドラマさながらに白衣の方たちが行き来しております。
大抵このアングル
旧図書館棟
正門のレトロちっくな門灯とともに目を引かれるのが、奥の歴史ありそげな建物。ここは1929年(昭和9)に建てられた旧付属図書館で、一時は取り壊しが決まったものの、関係者の尽力によって保存となり、改修工事を済ませた現在は、「旧図書館棟」から「大学本部棟」と名を変え、管理運用されています。京都府指定文化財。
こういう近代建築には棕櫚の木が付き物
尖塔型アーチの入り口が美しいネオゴシック様式の教会っぽい建物が映り込むのが評価(?)されてか、正門はキリスト教系「聖◯◯病院」「聖◯◯大学」として良く画面に登場しており、「遺留捜査」のこの回(シーズン5-8話)においても「聖メラニア医科大学病院」として使われております。
鉄筋コンクリート造りで外壁はスクラッチタイル貼り
ちょっと中へ
以前は生協やカフェテリアがありましたが、改修工事と共に移転したようです。入ってすぐの1階フロアに「京都府立医科大学歴史館」という展示コーナーがあり、歴史沿革を記したパネルや当時の設備の一部や医療機器が並んでいますが、暗いし(明るさ補正して撮影)なんかイマイチ展示に熱が入ってない印象で、一般人はここまで。