科捜研の女、京都地検の女、おみやさん他
45.船岡山
歴史も事件もてんこもり
船岡山(船岡山公園)は、先の柊野堰堤同様、遺体発見現場として京都サスペンスにはなくてはならない場所です。
武勲(たけいさお)神社の反対側の北大路から公園に入ると、船岡山公園広場があります。藤棚付近で「科捜研の女」S11-9話の、ひったくり+刺殺事件が発生し、新任の相馬君が活躍(?)していました。警察犬のハリーとハナちゃんも大活躍。
事件現場
遊具も揃っている
広場には歴史ありそげなラジオ塔があり、きちんと銘板もあって昭和10年の開園当初から設置された等々の由来がわかります。
街灯の向こうにラジオ塔が見える
更に奥に行くと立派な野外ステージがあります。言い方がアレですが、この野外ステージの舞台中央、ちょっとカッコいい「死に映えスポット」でして、「京都人情調査ファイルスペシャル」では射殺、「刑事100キロ」S1-2話では絞殺されたご遺体が見つかっております。
(サスペンス的に)いわくつきの場所
夜間には「太陽を君にあげる(ニチャア)」と、光り輝く不審者も現れました。(「科捜研の女」S24-7話冒頭)
暗くなってからあんまり歩きたくない
屋外ステージから道に戻って登り左手に行くと、比叡山と如意ヶ嶽大文字山がよく見渡せる広場があります。「京都地検の女」S7-6話では東屋の脇で事件が発生し、成増さんら一行の背景にバッチリ大文字山が映し出されます。
「おみやさん」S6-4話終盤では、吉田神社鳥居前の階段→野外ステージ→ここ、というワープシーンが楽しめます。
比叡山と大文字が一望できる
更に登ると山頂広場で、京都タワー方面や左大文字方面が望めます。そしてこちらのベンチ付近でも遺体が発見されました。 (科捜研のどの回だったかしら)
左大文字がよく見える
ズームすると五山送り火の炉が見えた
天候によっては大阪方面まで見渡せるそう
標高約112m。周囲から孤立した残丘(ざんきゅう)である船岡山は見晴らしが良く、測量の三角点が設置され、京都市内の数少ない戦跡のひとつ、防空警報が発令されたコンクリート製のサイレン塔跡が残されています。
三角点と煙突付きの小屋みたいなサイレン塔跡
サイレン塔の詳細については不明
山頂広場の下に岩石というか、チャート(堆積岩の一種、「ブラタモリ」で覚えた!)がむき出しのちょっとした崖がありますが、「おみやさん」S7-最終話で、珍しく悪女役となった山村紅葉が突き落とされて亡くなっております。
あちこちでチャートがむき出し
崖の下
ということで、なんか全体的にヤバい場所ですが、「科捜研の女」S9-8話ではマリコさんと土門さんが歩き、S17-13話ラストにはマリコさんと土門さんが子供と一緒に歩く良いシーンがありますからね!!
応仁の乱の頃に築かれた船岡山城の堀跡があるそうですが、ちょっとどこだかわかんない。地形学、地質学に加えて千田嘉博先生(城郭考古学)、磯田道史先生(日本史)分野も学ばねば!
すぐ下に民家が迫り地形がよくわかる
史跡の碑
清少納言「丘は船岡…」
武勲神社は刀剣乱舞(とうらぶ)聖地
神社から比叡山と大文字山がよく見える
山の反対側から入ってここに至る
最後に武勲神社に参詣して、禍々しさを払拭し清々しい気分で山を下りましょう。 少し脚を伸ばして船岡温泉でひとっ風呂浴びるも良し、時折ロケ地となる元銭湯のオシャレカフェ「さらさ西陣」で一服するのも良し。