1. 積水化学工業株式会社京都研究所

京都研究所
かっこいい建物

「科捜研の女」と言えばここ!

 十条の国道1号線沿い、東寺から10分ほど南に歩いた所に、積水化学工業株式会社京都研究所があります。毎回協力先としてクレジットされており、京都府警察本部として、外も中も屋上も中庭も地下駐車場も撮影に使われているファンにとっての「聖地」です。

 デザイン性の高い個性的な大きな建物で、建築・環境デザイン部門で1994年度のグッドデザイン賞を受賞。京都大学で長年建築学の教鞭を取られた建築家・加藤邦男の代表作だそうな。2022年に京大シンポジウムにて見学会もあったようです。いいな~。中を見たいな~。

国道側から見た研究所
  
前景
画面では「京都府警察本部」の銘石で門灯が隠される

 クルマがバンバン行き交う国1脇の歩道から、「あの」エントランスがバッチリ見えてテンション上がります。S1ラストに見た謎の建築物は歩道のすぐ脇。パトカーやS.R.I.のバンが出てきたり、シリーズ初期では自転車通勤のマリコさんが入って行った、見覚えあるあるの地下駐車場出入り口側からは、府警本部内のシーンで時折映る格子状のガラス窓が見えました。

雨宿りに良さそう
ここは「京都地検の女」でたまに見る
S1ラストで科捜研メンバーが登場する
S10初回スペシャルで吉崎さん(奥田恵梨華)が科捜研バンに乗り込んだ所
地下駐車場出入口
  
窓
見覚えあるある

屋上反省会会場

 さて、一番気になるマリコさんと土門さんの「屋上反省会」会場ですが、緑化されているらしき様子が、かろうじて道路側から伺えるのみでした。

木があることは確認できる

 何とか(屋上が)見えないものかと少し歩いたら、路上から見えるポイントがあった!拡大鮮明化(笑)したら、確かにあの藤棚と手すりが!!!(遠くてもファンは嬉しい!) 一番手っ取り早いのはグーグルアースで見ることで、中庭のある建物の構造がよくわかります。

外観
マリコ「この部分、拡大鮮明化して」
屋上
  
他にも見る方法を探して逆転の発想で可能にした

攻撃される府警本部

 他のドラマではそんなこと滅多に無いのに、科捜研の府警本部は爆弾は仕掛けられるわ毒物テロは起こるわ、犯罪者に相当目の敵にされてる感があります。が、それだけ犯罪検挙率が高い、じゃない、撮影に協力的ということで、大変好感が持てます。

  
床の模様
床の模様には意味とか心理的な効果とかあるのだろうか?

 研究所HPの環境活動の項目を見ると、周辺の清掃、屋上緑化(ミニサンクチュアリ)、絶滅危惧種の原種フジバカマの栽培育成等、環境保護活動に尽力しています。

外観
  

「京都地検の女」

 エントランスに関しては、「科捜研の女」では建物左側からの構図が圧倒的ですが、右側からの構図は「京都地検の女」で、京都地方検察庁として使われています。あやさんと北村さんが屋上で話すシーンが、初期の頃は見られました。

「京都地検の女」はこちらから撮影
  
エントランス前
隣のビルの鏡面の壁面が美しい
府警の何か
京都府警ゆかりのモノ発見
2023年8月改訂公開