シーズン8-3

9. カフェ アンデパンダン

武田五一設計のアールデコ様式の鉄筋コンクリートビル

秘密の地下カフェ

三条通御幸町の東南角にある1928ビルは、その名の通り1928年(昭和3)竣工の元大阪毎日新聞京都支局で、現在は改修されてアートな複合施設「アートコンプレックス1928」になっています。(下記のアートコンプレックス1928のサイトに建物の詳細があります。)

   
怪しい階段

その地下にある「カフェ アンデパンダン」が、シーズン8-3話のかつて美人局で逮捕された野崎(神保悟志)が、相方だった結城(雛形あきこ)に恐喝を持ちかけ拒まれた回想シーンで使われていました。 (他でも見たような気がするが思い出せない)

壁に書かれた店名が映った
意外に広かった   
廃ビルめいた雰囲気がたまんない   

ビルとともに存在は知っていても、狭く薄暗い階段の怪しさから、カフェじゃなくてバー専門だとずっと思っていました。

オバサンひとり恐る恐る入ったそこは、セピア色の天井の隅から注ぐ外部の光が隠れ家ムードを盛り上げて、京都の繁華街ど真ん中であることを暫し忘れさせる異空間でした。こことか「ライブハウス拾得」とか、普段ちょっと入りづらい場所を京都サスペンスで色々知ることができました。

   
   
2019年1月公開

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