S6-8
8. 妙心寺と亀屋重久
妙心寺北門から見た亀屋重久
「亀屋重久(かめやしげひさ)」は、妙心寺北門前(嵐電妙心寺駅側)に店を構える、享和二年(1802年)創業の老舗の和菓子屋さんです。前記事の痴漢騒ぎで逮捕されたのは和菓子職人で、こちらがそのお店という(不起訴となる筋立てとは言え)ちょっと不名誉な扱いで、撮影に使わせてくれる所を探すのも大変だろうなと思って見ていました。
美しい新春の生菓子
ロケ地巡りのお土産に是非どうぞ
当然屋号は架空のもので、お菓子の名前も「笹雪(ささゆき)」になっていました。お菓子自体は当店銘菓の本物が使われており、本当の名は「衣笠(きぬがさ)」。白は雪、抹茶は松を表した二色で、こし餡入りのほろほろしたソフトな口溶けの落雁のお菓子でした。
店先から妙心寺北門を眺める
二人が隠れていた(バレバレw)
二条駅西口に始まって、妙心寺北門脇の電話ボックスの影に、あやさんと成増さんが身を潜めて様子を伺っていたり、お店でお菓子を買ったり、妙心寺境内を歩いたり、ラストは鴨川デルタと、ロケ地ファン的には見どころは多かったですが、いつもの「主婦のカン!」というスッキリ感に乏しい、重いテーマに考えさせられる回でした。
ここも良く使われている
ところで妙心寺境内って、飲食して良かったっけ?