シーズン4-1、5スペシャル
3. 祇園の路地
観光客で賑わう花見小路と違って静か
シーズン4-1話より、糸村さんが軽快に自転車を走らせるのは、町家が立ち並ぶ路地。町家と書きましたが、一般の人が暮らすそれではなく、料亭やお茶屋さんの建物が立ち並ぶ、景観地区の祇園の路地で、オープニングタイトル背景となった花見小路の目と鼻の先です。
漢検の裏
最初のカットは、八坂神社近くにある漢字ミュージアム裏の路地で、後ろにその塀と建物が見えます。
この先はメインタイトルに使われた花見小路
ここね
次のカットは、もう一筋東の通りで、祇園のメインストリートの花見小路方面に曲がって自転車を走らせて行きます。(地図上の整合性は無視すること!)
京都では良く見かける、通りに面した家の入り口が、小さなトンネルのようになっている奥から撮影されています。ここは「京都タクシードライバーの事件簿」で主人公の実相(内藤剛志)の幼馴染の茶山(三遊亭円楽)の住む家にもなっておりました。
糸村さんの自転車と舞妓さんたちがすれ違いますが、お茶屋さんに加えて、八坂女紅場学園(やさかにょこうばがくえん)の裏手になる為、夜は盛装の舞妓さん、日中はお稽古着の舞妓さんを見ることができる、頗る京都らしい場所です。
女紅場(女子のための習い事の施設のこと)
右に八坂女紅場学園がある
神崎刑事が告られたところ
シーズン5スペシャルで、神崎刑事がいきなり告白されたというか騙された「近所のケーキショップの近く」設定の路地は、糸村さんが自転車を走らせていた1枚目の画像と同じ場所で、反対方向から撮影されていました。