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ミール・ミィ試食コーナー
中国茶+蜂蜜好き設定だったはず(三条のミール・ミィ試食コーナー)

遺留捜査

 元鑑識係から抜擢された捜査一課科学捜査係(遺留品係)の刑事 糸村聡(上川隆也)が主人公のドラマシリーズ。超マイペースで空気が読めない彼が、見落とされがちな現場遺留品のひとつを手がかりに、事件の真相にたどり着くとともに、本来刑事の役目ではない「遺族への心のケア」がなされるのが大きな特徴。テレビ朝日・東映制作。

 『泣ける刑事ドラマ』を標榜するだけあり、「僕に3分だけ時間をください。」という前置きの後、遺留品から汲み取った容疑者が犯行に至った細かな動機や、被害者がそれに託した最期の思いを伝えるシーンはグッとくる。当然3分で済んだためしは無いが、そこは「お約束」。

 警視庁捜査一課から月島中央署を経て、S4から京都府警捜査一課特別捜査対策室(通称「火消し」「特対」)に赴任。糸村の依頼(無理難題)で、毎回エライ目に合う同期の警視庁科学捜査研究所の村木(甲本雅裕)も、人事交流によって府警の科捜研に移り、舞台は京都へ。大学が多く「自由な奇人変人」「学生気分」に慣れた土地柄のせいか、東京時代のギスギスした雰囲気(特に署内の)が無くなりました。

 S4からのタイトルの「遺留捜査」の下の細かな英文は、「Kyoto(京都)prefectural(府)Police(警察)Headquarters(本部)Special Crime(特別犯罪)Management and Control(対策)Office(部署)」で、まんま「特対」のことでした。