シーズン17-8、10-4他

26. 嵯峨鳥居本・愛宕神社一の鳥居

  
   

ちくわ玉子パンの回で、ワイヤレス歩行脳波計による遠隔脳指紋検査を使った捜査のスタート地点となったのが、嵯峨鳥居本さがとりいもとの愛宕神社一の鳥居前。ここから捜査の一行は鳥居の左側に進み出しますが、この先の京都府道50号京都日吉美山線は、ドラマ中の山道とは違い車両が通行できます。

  
保津峡に通じる道  
たまに車やハイカーが通る  

急坂のワインディングロードが続く道をひたすら歩き続けて峠を越えると・・・すっごく見覚えあるあるな橋とトンネルに着きます。

シーズン15-9話で見たしー「刑事ゼロ」でも見たしー

P300(以前記憶したものを見たり聞いたりすると出る脳波)出まくりです!!!

あっちでもこっちでもP300

嵯峨鳥居本は一の鳥居脇にある鮎茶屋の平野屋、化野念仏寺とその入口、まゆ村(繭雑貨の店)の提灯の前が、ロケの定番スポットです。

  
  

特に平野屋の店先は非常に良く知られたロケ地で、最近だと「十津川警部シリーズ」で内藤剛志と石丸謙二郎が、古くは「怪奇大作戦・京都買います」の岸田森が床几に座って一服していて、お店の方も先刻承知って感じで記念写真を撮ってくださいます。

この先は「火村英生の推理」でアリスが歩いている

地味なシーンですがシーズン10-4話では、嵯峨鳥居本町並み保存館の少し手前を、土門さんとマリコさんが歩いています。(保存館のほぼ真上を通る嵐山-高雄パークウェイへの高架が映り込んで場所特定。)

シーズン10-4話ロケ地
  
化野念仏寺入口  

話数を失念しましたが、化野念仏寺境内でも撮影が行われています。先日放映された「ドクター彦次郎4」では境内で殺人事件が発生していました。

化野念仏寺境内
明子はんと黒沢先生も良く歩いている

伝統的建造物群保存地区

京都市のHPには、嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区について、「この嵯峨野の西北に位置する鳥居本地区は、室町末期頃、農林業や漁業を主体とした集落として開かれた。その後江戸時代中期になると愛宕詣の門前町としての性格も加わり、江戸時代末期から明治・大正にかけてこの愛宕街道沿いには、農家、町家のほかに茶店なども建ち並ぶようになった。」とあります。

嵐山-高雄パークウェイへの高架の脇

町並み保存館ではジオラマ模型や写真で、多くの人々で賑わっていた歴史を振り返ることができます。 (ちょっと浅見光彦気分)

ちょっぴり興醒め  

珍スポ、インスタ映え(?)毛ダルマ

化野念仏寺手前にあるお店の店先に、非常に個性的と言うかあんまり夜は見たくない大ダルマが置いてあり、外人観光客にウケていました。

徐々に伸びてこうなったわけではない
小さいのもあるがこの日は出ていなかった
  

説明に曰く「縁結びに良し」だそうで、「毛が結べるほど長いから」とかなんとか。人髪の古い市松人形を何体か愛でている自分でも、さすがにこれは「きんもー☆」です。このお店も何かのドラマで見た気がします。

2019年8月公開

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