オープニング
1. 化野念仏寺
「十津川警部シリーズ5 京都・嵯峨野殺人迷路」で見た
※シリーズが長い為、厳密な「放映回(タイトル)」は表記しません。ご了承願います。
賽の河原と寸劇と
嵯峨鳥居本にある化野念仏寺(あだしのねんぶつでら)の賽(さい)の河原は、良恵さん秋山さんの寸劇とともに、「赤い霊柩車」オープニングでお馴染みの場所です。
寺のサイトを読むと、「賽の河原」に模した「西院(さい)の河原」が正しく、この一帯に葬られ、歳月を経て無縁仏と化していた墓(石仏、石塔)が明治中期に地元の協力を得て集められ、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列安祀されたとあります。
「科捜研」でも見た
西院の河原は「赤い霊柩車シリーズ専用」という感じですが、他のドラマでは鐘楼付近を良く見かけます。
竹林の先は墓所で六面六体地蔵がある
本物の赤い霊柩車と石原葬儀社
全作見直して確認したら「シリーズ11 棺の中の花嫁」からオープニングに登場するようになった「本物の赤い霊柩車」。富山市のメーカーが作っていたそうで、現在は会社ホームページのトップに小さな画像が見られるのみです。
富山県高岡市がロケ地となった「シリーズ15 偽りの葬儀」では、秋山さんが、冠婚葬祭業のオークス株式会社の車庫に2台並んだ赤い霊柩車を見て、「しえ~!?こらまった派手な霊柩車!?」と驚くサービスカットがありました。石原葬儀社の車両じゃなかったんかい。
駿台トラベル&ホテル専門学校サイト内の葬祭ディレクター学科(!)夏期研修旅行報告には、「赤い霊柩車について1台のみ存在するが実働はしていない」とありましたが、現在このページは学科再編成とともに削除されています。
尚、石原葬儀社の外観としてロケに使われているのは、東京都府中にある某葬儀社です。
2023年8月改訂公開