S17-8

25. 愛宕神社二の鳥居

参詣道
左右どちらでも行けるが左は道が狭い。駐車場は右へ
案内板
S6-10話でバス停の案内板がチラッと写った

終点の清滝でバスを降り、木立の間に清滝川の渓流を眺めつつ上り下りのある道を行くことしばし、S17-8話で記憶喪失の男(また?)が見つかった愛宕神社(あたごじんじゃ)の二の鳥居前に出ます。

二の鳥居
  
二の鳥居
鳥居脇にお地蔵様
説明版
お地蔵様のいわれ
二の鳥居
  
山側から見た二の鳥居
  

戦前まで愛宕山鉄道のケーブルカーがあり、愛宕神社参詣だけでなく京都のレジャー地(スキー場もあった!)として旅館や茶店が軒を連ねたそうですが、現在はケーブルカー跡地や川沿いの廃屋が、当時の賑わいを偲ばせるのみです。1970年代半ばぐらいまで日本のあちこちにあった観光ロープウェイや回転展望レストランが、同じように廃墟化していることが思い出されて切なかったです。レジャーってのも死語だしな。

説明版
昔11分、今2時間以上(´・ω・`)  
ケーブル跡地という廃墟
今となっては市電同様廃止が惜しまれる

ケーブルカー無き今、清滝までバスか自動車で(川の手前に広い駐車場がある)、後はひたすら愛宕神社へは己の足で歩むのみです。山頂まで往復約5時間。少し登ってみましたが、運動不足の中年女にはキツかったです。遭難レベルではなくても、怪我人や体調崩す人がたまに出るとかで、なるほど注意看板立ちまくりでした。

以下の神社や駐車場サイトの入山情報は、事前に必ずチェックしたいものです。

登山道入口
ポリスまろんポリスみやこが注意喚起している
マップ
軽い気分で登ってはダメ!そして首無し地蔵って何!?
登山道入口
  
ハイカー
外国人ハイカーも多く訪れる  
広場
  
遊具
ちびっこ広場の遊具

ちくわ玉子パンの店

そして、二の鳥居の前にあるのが、あの「ちくわ玉子パンの店」!!!

「科捜研の女」ロケ地
  
店先
メニューは喫茶、甘味、麺類など
店先
劇中同様提灯がイイ味出してる。京都は「コーヒー」を「コーヒ」とも表記するがここは混在してる

愛宕神社に参詣登山するにあたって、ここが最後の茶店というか「食べものを供してもらえる場所」で、この先の登山道は茶店も自販機も無いそうな。(座って休めるベンチはあるらしい。)

店先
店主は登山のアドバイスもしっかりしてくださる  
看板
息子さんが焼き物、お母様がお店を担当している

智楽庵というお店で、元々はここのすぐ上にある窯元の焼き物を商うとともに、ちょっと飲食できるようにと始められたとか。残念というか当然というか「ちくわ玉子パン」はメニューにはありませんでした。科捜研撮影中は店内が控室になって賑やかだったそうです。

かき氷
暑い日でした

焼き上がった器は主にお寺さんに収めていて、先ごろ妙心寺(ここもロケ天国)の塔頭の桂春院に展示したともおっしゃっていました。桂春院の前はマリコさんが歩いていましたね。

店内
飲食用の器ももちろんこちらで焼かれたものでした
店内
色々気になるものがある

バス1時間に1本

前の道
  

智楽庵から更に先に行くと猿渡橋という赤い橋があり、更に進めば集落を1周した形になります。 

猿渡橋
猿渡橋
清滝川
ゲンジボタル生息地  

「グレーテルのかまど」の「松尾芭蕉のところてん」の回を見たら、瀬戸康史が京福電鉄の嵐山駅から、渡月橋や竹林をぶらつきがてら清滝に来られるような構成になっていました。

歩いて来られないこともないですが、相当時間がかかるので、京都一周トレイルみたいな目的でもない限りバス利用を勧めます。とは言えそのバスも、1時間に1本レベルなので注意が必要です。もちろん清滝からの帰りも1時間に1本。シーズンオフの平日だと店ひとつ開いてなかったりして、空腹を抱え、ただただバスを待つ羽目になります。(親子で行った友人の実話)

清滝の水汲ませてやところてん  芭蕉

バス停
参詣登山、紅葉狩り、川遊び、渓流釣りに人々が訪れる
時刻表
  
看板
なんだかTRICK的な清滝謎物件(建物は無くて看板だけ)

バスは京福嵐山駅前が混み合う休日は、府道29号線嵐山高架道路(JR嵯峨嵐山駅から渡月橋方面に歩くと必ずこの高架を潜る)を通り、住宅がみっしり建て込んだ「観光地ではない嵐山」を眼下にすることになります。

バスからの眺め
観光地っぽさゼロ

高架道路へと続く桂川沿いに、内藤剛志が十津川警部を演じた「新・十津川警部シリーズ・京都嵯峨野殺人迷路」(渡瀬恒彦バージョン「十津川警部シリーズ46特急草津殺人迷路」のリメイク)で使われた宿「花のいえ」が見えました。

花のいえ前
花のいえの向こうに渡月橋が見える
2023年8月改訂公開