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一級葬祭ディレクターの証
秋山さんの矜持  

赤い霊柩車

1992年からフジテレビ系で放映の2時間ドラマシリーズ。原作は山村美紗の「葬儀屋社長 石原明子シリーズ」。制作は大映テレビとフジテレビ。2023年3月17日、第39作にしてシリーズ最終作「放送開始30周年記念山村美紗サスペンス 赤い霊柩車 39FINAL ~弔の京人形~」が放送され、人気長寿シリーズの歴史に幕を閉じた。

主人公の明子(片平なぎさ)は父親の先代社長の死によって石原葬儀社を継ぐことになり、専務の秋山(大村崑)、事務員の良恵(山村紅葉)、その他社員たちと日々奮闘している。

仕事柄不審な死と相対することが多く、遠距離恋愛中で婚約者である医師の黒沢春彦(神田正輝)と、本業そっちのけで事件に首を突っ込む。死の真相に迫る卓越した推理力は、京都府警捜査一課の狩矢警部(若林豪)に一目置かれているが、秋山には「探偵ごっこ」と常々揶揄され迷惑がられている。