S4-6、「最強のふたり」3

19. 等持院

山門
「最強のふたり」3話では寺の名を変えて山門前と向かいのコンビニでロケが行われた
仁和寺、龍安寺からも歩いて来れる観光コースだが空いてる

北区にある等持院が、S4-6話の警察官の西岡(岩松了)が妻の真由美(国生さゆり)と良く見に行ったというお気に入りの場所。四季折々の花が咲く静かな美しい庭が迎えてくれます。

本堂へ
   

嵐電北野線の等持院駅から歩くこと数分、山門の先も住宅が続いて少し焦りますが、もうひとつ門があって境内っぽい場所に入ると、銅像(後述)があって、その先が寺院の建物でした。

「科捜研の女」ロケ地
見覚えある場所

玄関から書院に入ってすぐに目に入るでっかい達磨大師の衝立は、「科捜研の女」で見た!!!とテンション超上がりました。この先に糸村さんと村木さんが並んで座っていた本堂と庭があります。

本堂と庭
糸村木コンビが座っていた
本堂と庭
   
本堂と庭
   

西岡夫妻が座って眺めていたのは書院側の庭。足利将軍家歴代の菩提寺であり、庭園内には尊氏の墓である宝筐印塔があります。初訪問時(2018年秋)は改修工事中でせっかくの庭の眺めに、シートに覆われた本堂が映り込んでしまいましたが、今回改めて訪れて、庭を堪能して参りました。

書院の庭
本堂側から見た庭と書院。向こうに見えるのは立命館大学衣笠キャンパス
書院
書院
書院
   
書院
   
書院の庭
   
書院の庭
書院側から庭園に出て散策できる
池と茶室
芙蓉池と茶室「清漣亭」
ハンゲショウ
四季折々の花が楽しめる。涼しげなハンゲショウの群生 
尊氏の墓
尊氏の墓の宝筐印塔
達磨図
天龍寺にもそっくりな達磨図があるが、作者が同じだそうな

等持院撮影所とマキノ省三先生像

マキノ省三先生像
この方のおかげで京都はドラマ撮影の本拠地に   

境内にある立派な銅像は、大正10年(1921年)、ここ等持院(住宅の建ち並ぶ辺りらしい)に撮影所を開設し、時代劇映画を制作すると共に、後の日本映画界を支える多くの人材を輩出し、「日本映画の父」と称えられたマキノ省三のものです。

1957年(昭和42年)に太秦に立てられ、3年後にこちらに移築されたとのこと。日本映画の聖地です。

原型
ダルマ衝立の前の棚に原型があった
2023年8月改訂公開