シーズン4-6

19. 等持院

ここから更に住宅地を歩く

北区にある等持院とうじいんが、シーズン4-6話の警察官の西岡(岩松了)が妻の真由美(国生さゆり)と良く見に行ったというお気に入りの場所。四季折々に訪れたい静かな美しい庭のあるお寺です。

工事中(´・ω・`)

木の向こうの本堂にシートが
お庭はOK

嵐電北野線の等持院駅から歩くこと数分、山門の先も住宅が続いて少し焦りますが、もうひとつ門があって境内っぽい場所に入ると、銅像(後述)があって、その先が寺院の建物でした。

改修工事中の本堂内

立て看板の通り、耐震補強に伴う解体修理が進んでおり、庭園と書院のみが拝観可能で、そのせいで拝観料がお安くなっていました。足利将軍家歴代の菩提寺であり、庭園内にある尊氏の墓である宝筐印塔は見ることができました。

   
   
   
   

ロケは工事前に行われたようで、訪問時(2018年秋)はせっかくの庭の眺めに、シートに覆われた本堂が映り込んでしまいました。(北側に目を移すと、そっちはそっちで同志社大学の校舎が見える)

   
   
静かに美しい庭を眺めていられるが時折工事の音が
庭園の一角にある尊氏の墓所  

がっ!!!書院に入ってすぐの廊下(でっかい達磨大師の衝立の前)は、「科捜研の女」で見た!!!とテンション超上がりました。今は立入禁止ですが、この先に糸村さんと村木さんが座っていた方丈と庭があるので、ストリートビューを貼っておきます。改修されたらまた来よう!

嵐山の天龍寺にもそっくりな達磨像があるが寺の流派と作者が同じだそうな

等持院撮影所とマキノ省三先生像

この方のおかげで京都はドラマ撮影の本拠地に   

境内にある立派な銅像は、大正10年(1921年)、ここ等持院(住宅の建ち並ぶ辺りらしい)に撮影所を開設し、時代劇映画を制作すると共に、後の日本映画界を支える多くの人材を輩出し、「日本映画の父」と称えられたマキノ省三のものです。

1957年(昭和42年)に太秦に立てられ、3年後にこちらに移築されたとのこと。日本映画の聖地です。

2019年6月公開

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